でも
でも「難しいものを読んでいる人はセルフイメージの維持のためにそうしているに違いない」みたいな陰性感情を、知的境界域と進学校の落ちこぼれがせめぎ合う汀のようなFランにいると実際に持ってしまうことがあり、ちょっと難しいです
近代文学の演習や講読で衣服だけ一丁前の男が他者の発話にかぶせて「要するに」って言うとき、それは男性的な支配欲の現れでしかなくまったく「要せていない」。抽象化したり方向性が定まったりはせず1から延々と具体的な話題が続く。ので、「要するに」という言葉に警戒心を持つようになった。「要するに」、会話の主導権を寄越せというマーカーでしかないのだ
同様に「値上げを受け入れている」会見で黒田が「賃上げの必要性がより高まっているというコンテクストで申し上げた」っていってたけどこれをニュースで見て「コンテクストってバカな大学生がイキって使う言葉じゃないんだ!」って言ったら母親に「お前がバカなんだろ」って蔑まれた。そうかもね
バカしかいない集団でバカをバカにして過ごしていると思考が狭まって本当にいいことが何一つない 劣等感を持たなくて済むというだけ、でも実際のところ優越感もすごく体に悪いからプラマイゼロ
(2022年7月7日)