ひざまし見え太郎

たちどころによくなる

解釈

頭のいい人が書いた文章から語だけ抜いてきて喜ぶのやめような。頭のいい人は、頭がいいから、難しい、おもしろそうな、私の知らないことを実感できるのだ。実感のないことを題材に文を書くのは空疎なことで、その結果は醜かったりする。空疎なら、その通り、空疎なだけにしておいてあげよう。自分を醜く飾り立てる必要はないし、そんなことは望まないでしょ。頭のいい人が珍しいことを、適切な距離で組み立てる様を見ると楽しそうで羨ましくなるけど、自分にできることしか自分にはできない。自分のできたことを振り返ると、自分にできることは予測がつく。そういうことだ。