浅薄
覚えてない。特に書きたいことはない
ちょっと泥みたいになってきつつある頭だ
白い壁が遠浅の砂浜に延々と続いてる
空には雲がなく 太陽のばくはつする日が近い
海岸には誰の死体もない 干上がった海が静かに喘いでいる
生きてる?生きててほしい
最近ツイッターで話したいことがない
明滅する霧の向こうから電車が渡って来る
夜の湖の上を霧が渡ってくる
小島には祀られた人がいる
もう千年も船は出てない
喘鳴 途切れながら伸ばされる/線のよ
うな、ンのような、腕の、細い
間違えてはいないから私が若い人の典型であるのがたまらなく悔しい 定型ばかりにまみれている クソつまんないじゃん 「人と違う自分でありたい」。蹴って捨てよう
遠浅の海を眺めている。世界にもうひとりだけだ。いつか夢の中で誰かが迎えに来て、その人との和合の中でだけ、一人になれるという気がする
虚しい朝の光が迎えに来て 海岸の家で目覚める 朝 死ぬための食事をする それを与えるのは誰でもない耳の住人 誰でもない翅の生えた人
彼が ある博物館に展翅されていた はじめ に 複製かと思った 断章
が、かれのよく閉じた瞳はぼくのよく知っているものだったし、わたしにはそれが動くように見えた。時制は無意味だ。僕はそうやって彼を連れ出した。だけど、ぼくを、「」す、なんと言えばむなしくない意味と音が貼りつく?
断章
(しかし、僕をしなせる・役割の外に開いた彼と彼の羽根は まるで外気には役立たず ぼろぼろと彫刻のやうにほころふ )
息を吸って、吐いて。そうです
捨てられたとも思えなかった。処方はおそらく冷蔵庫を探せば沈んでいよう。そうして、僕の亡くなる運命も変わりはしないのだから。
あるひ、午後の散歩に出ると、。