ひざまし見え太郎

たちどころによくなる

じりひん。

アライさんなのだ。薬が増えて、確かに効いて、副作用がより強く出ても、先延ばしは治らなかったのだ。多分アライさんは早いとこ職場や学校に突っ込まれるほうがいいのだ。そうしたら薬の影響で多少ましになった判断力や機敏さを生かせるのだ。今、入りたい学校に入るために、勉強する必要がほんとにないし、大して入りたいとも思ってない。全部今更なのだ。今更何をしたって、現役で志望校に受かった人や、予備校で受験勉強を頑張ってる人と同じような学歴を、得られるわけがないのだ。だいたい、「何をする」←のくだりも、どうせ自分にはできないのだ。他の人に能うすべての勤勉は、私には必ずできない。私のことを何度となく見捨ててきたのは私自身だ。そうなるように仕向けたのは遺伝と環境だ。私は悪くない。若いまま死にたい。