ひざまし見え太郎

たちどころによくなる

リディ

腹は減らないが、食べるほうがいい。眠り続けて、食べないでいたら妖精さんになれるかといったらそれは間違いで、そうしていても部屋には体臭が溜まる。排泄をしなくなったからって偉いわけじゃない。まだ生きてる。べつに死にたくもないが、生き続けるための努力はしてない。親がいればなんとなく延命できる。多分、思ってるより、前と今で大した差はないんだろうな。表現が違うだけで。親には表現の差が開くことを質の差だと思われていて、それも全然正しい認識だ。1日ちょっと食べないと他人事みたいに腹が鳴るけど、1日も放っておけば摂食より楽しいことがあるような気がしてくる。質の差であろうとなかろうと現状はとにかくだめだって認識するのが正しいし、そうするようにしていて、アプリゲームは全部消せた。そうするようにしてもやっぱ一進一退か二退ぐらいで、なんかほんとみんな難しいことで悩んでて偉いことですなって。ついてけないよ

 

無能には退屈なんてないと思ってたし、あっては変だと思ってた。べつにそんなことなくて、倦んでいる、目が見えない、出ていきたい、と訴えることに価値なんかなかった。平凡。とにかく他の人はみんな自分より多く持っていて、そのことの前では、無視してよかった。そういう欺瞞をすることは、クソほどおもしろくない。

 

ついてけなくても、ついてけないのに、みんなと同じように飽き、倦んで、しかしもはや子供みたいに劇的な運命とか信じられない。みなさんが縋ってる藁とか笑とかそういう記号的現実。